パトリオットさんにロッドホルダを設置。
さて今回は車内天井にロッドホルダを設置しました。ロッドホルダの入手経緯ですが、たいへんありがたいことに知人からの譲り受けです。
「使いますか?」ってお声がけいただいてメーカーHPで調べたところ、案の定パトリオットさんは取付適応外でしたが、カーメイトのロッドホルダには憧れもあったので是非とも設置したいです。
まあ、多分適応外だろうなと思っていたのでネットで先達から何か良い方法は得られないものかと情報収集を始めました。
しかしマイナー車種のパトリオットにロッドホルダを付けたという情報は極めて少なかった…
うーんどうしたものか。
メーカーのHPによると適応外のクルマにはアタッチメントを介して取り付ける方法があると紹介されていますが、僕の感覚ではそれはちょっと美しくないので気が乗りません。なんとか直づけしたいところです。
そこで数少ない取付け実績を紹介されているみんカラのレポート(1件のみです!)を読み返して問題点を洗い出しました。
みんカラのユーザーレポートによると、問題は「ねじの問題」のようです。
ねじの問題とはつまり…
1.アシストグリップを止めている純正のねじはロッドホルダの固定には首下の長さが足りず流用できない
2.代わりのねじを探そうにもピッチが特殊である
の2点。
ただし、そのレポートを書かれた方は最終的に取付に成功されており、32mmのねじでがっちり固定できていると記されていましたので、ねじ問題だけクリアすれば取付適応外の車種でもロッドホルダの取付は可能ということになりそうです。
そうと分かれば早速ねじ問題の解決にかかります。試しに自車のアシストグリップからねじをひとつ外してみると…
ああ〜これタップねじです。こんな場所にタップネジ使うなんてなぜでしょ?アメリカ人的には普通なのかな??国内で自動車等に使われるねじはいわゆる「小ねじ」が多いはずなので、タップ系は特殊といえば特殊ですが普通に流通しています。ホームセンターで入手可能です。
近くのコーナンプロでタップねじを漁って発見。タップねじは自らねじ穴を掘り進むので先が尖った物が多いですが、純正品同様、先が丸い物を見つけることができました。でも首下30mmしかありません。ちなみにM(ねじ部の直径)4mmです。みんカラに書いてあるより首下が短いけどどうでしょう。1パック400円しないので買ってみました。念のためコーナンの駐車場でロッドホルダのブラケットひとつだけ実験的に取り付けてみると…OKでした。M4首下30mmのタップねじでイケますね。
うきうきして帰宅、取付作業にかかります。
すでに最大のねじ問題を解決しているので特に問題はありません。
強いていうなら、車内中央のルームランプに付属するセキュリティセンサーを避けるためにホルダの前後バランスを偏らせないといけないことくらいでしょうか。
あ、あとパトリオットさんは2列シートなので後部のアシストグリップが車体の中央付近となり、ロッドホルダのセッティングはけっこう後ろ寄りにしないとリアハッチからロッドの出し入れがしにくくなりそうです。
なので、セキュリティセンサを避けた偏りと出し入れのための偏りで全体的にけっこう後ろ重心になるところが気になるといえば気になります。
そのあたりに留意しながら作業を進めて1時間ちょっとで完成。多分大丈夫でしょう。
これでロッドが転がったり滑ったりといったアクシデントとおさらば。うれしい!
フレーム式のロッドホルダは僕などには手を出しにくい高級品ですが、今回はありがたいお声がけをいただいたおかげで思いがけず憧れの上級装備を手に入れることができました。ほんとにありがとうございます。
次はSUVです。
5年お世話になったアルファ147の車検を前に乗り換えました。最近はキャンプとか釣りに行く機会が増えたので気分転換にアウトドアっぽいクルマにしてみようかなと考えました。
相変わらず中古車ですが今度はアメリカ製。燃費や維持費を許容範囲に収めつつ、乗ったことのない国籍のクルマでSUVとなると思い浮かぶのはアメリカかロシア製...。そこでジープのSUVであるパトリオットを選びました。なんかカクカクしていてブサイクかっこいい感じがします。
パトリオットは2012年まで国内販売されていましたが、歩行者頭部保護基準に適合しなくなったため販売を停止。国外では2017年まで販売が続いていたようです。
僕が入手したのは国外最終となる2012年9月登録車。走行距離は8万キロ超えですが、ここからさらに10万キロほど走って欲しいな。いや走らせましょう。頑張りますw